OS X 10.9 Mavericks 上での Go インストール方法。CotEditor 用 Go 言語シンタックスカラーリング定義ファイル Go.plist と Go で作った初めてのプログラム zlist.go 公開。
iPhone 6、iPhone 6 Plus が発売され、10月16日10時 (現地時間) のスペシャルイベントでは、新型iPad や Mac、OS X Yosemite も発表されました。特に、27 インチ iMac Retina 5K ディスプレイモデルは、15インチMacBook Pro Retina ディスプレイモデルを所有していなかったら、すぐにでも手に入れたいですね!
OS X 10.10 Yosemite も、早速 MacBook Pro Retina にインストールしました。ただし、残り1分の表示から1時間かかりました。Homebrew などで /usr/local にデータをインストールしていると残り1分の表示から1、2時間かかるようです。
もうすぐ iOS 8.1 も公開されます。拙作 iYKRSS は、iPhone 6、 iPhone 6 Plus に対応する予定です。しばらくお待ちください。
Docker - Build, Ship, and Run Any App, Anywhere https://www.docker.com/
Linux コンテナ管理ソフトウェア Docker の開発に使用されているプログラミング言語 Go に以前から興味を持っていました。
Amazon で洋書を探してみると

Programming in Go: Creating Applications for the 21st Century (Developer's Library)
- 作者: Mark Summerfield
- 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
- 発売日: 2012/05/04
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 1回
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Programming in Go: Creating Applications for the 21st Century (Developer's Library) [Kindle Edition] Mark Summerfield (Author)
上記本が良さそうなので購入してみました。読み終えた感想は、struct フィールドの tags 利用方法、defer の解説など説明不足のところもあります。結局、
Documentation - The Go Programming Language http://golang.org/doc/ References
を参照したり、Go のパッケージソースを参考にしました。
Mac に Go をインストール方法は、2通りあります。(残念ながら OS X 10.9 Mavericks 上での説明になります。)
最初は、
Homebrew — The missing package manager for OS X http://brew.sh/
Homebrew を使って、
$ brew install go
上記コマンドを実行してインストールする方法です。
.bash_profile ファイル
export GOPATH=$HOME/go export GOROOT=/usr/local/opt/go/libexec export PATH=$PATH:$GOPATH/bin:$GOROOT/bin
に上記内容を追加してください。
$GOPATH は、
~ $ go get -u github.com/jessevdk/go-flags
上記コマンド go get を使って、github にあるパッケージをインストールするフォルダを指定するのに使います。この場合 go-flags パッケージを $GOPATH にインストールしています。go-flags を利用するには、ソースに
import ( "github.com/jessevdk/go-flags" )
上記のように import 宣言する必要があります。
後、コマンド godoc をインストールするには mercurial が必要なので
~ $ brew install hg
上記コマンドで hg をインストールしてください。
~ $ go get code.google.com/p/go.tools/cmd/godoc
上のコマンドを実行すると $GOROOT/bin に godoc コマンドがインストールされます。godoc の使い方は
~ $ godoc fmt
この場合は fmt パッケージのドキュメントが表示されます。Safari などでドキュメントを見たい場合は、
~ $ godoc -http=:8080
上記コマンドを実行し、Safari で http://localhost:8080 にアクセスしてください。
コマンド vet は
~ $ go get code.google.com/p/go.tools/cmd/vet
上記のようにインストールしてください。
$ go vet zlist.go
vet 単独コマンドではなく、上記のように利用してください。
基本的に Go では import するパッケージは $GOPATH/src に置くことになります。
export GOPATH=$HOME/go:$HOME/Desktop/Book\ Sample/goeg
のように : で分けて複数のパスを宣言することもできます。
export GOPATH=path
なら
path/ + src/ + shaper1/ + shape1.go | | | + shapes/ + shapes.go | + safemap/ + safemap.go
main プログラム shape1.go から shapes/shapes.go、safemap/safemap.go パッケージを利用するには
import ( "shaper1/shapes" "safemap" )
と宣言する必要があります。もちろん、main プログラムが $GOPATH 以外にあるときもパッケージを利用するには、上記のように宣言します。
もう一つの Go のインストール方法は、
Getting Started - The Go Programming Language http://golang.org/doc/install
を参考に
Downloads - The Go Programming Language https://golang.org/dl/
から、
go1.3.3.darwin-amd64-osx10.8.tar.gz Archive OS X 10.8+ 64-bit go1.3.3.darwin-amd64-osx10.8.pkg Installer OS X 10.8+ 64-bit
上記バイナリパッケージ、どちらかをダウンロードし、
go1.3.3.darwin-amd64-osx10.8.tar.gz の場合、ターミナルで
~ $ tar -C /usr/local -xzf ~/Downloads/go1.3.1.darwin-amd64-osx10.8.tar.gz
上記コマンドを実行してインストールしてください。
go1.3.3.darwin-amd64-osx10.8.pkg Installer OS X 10.8+ 64-bit
go1.3.3.darwin-amd64-osx10.8.pkg の場合は、Finder 上でダブルクリックしてインストールしてください。
.bash_profile に
export GOPATH=$HOME/go export GOROOT=/usr/local/go export PATH=$PATH:$GOPATH/bin:$GOROOT/bin
を設定してください。バイナリパッケージは /usr/local/go にインストールされます。
Go についての感想は、すべてのオブジェクトを interface{} で表したり、クラスや継承がサポートされなかったり、また、ソースや Reference の読み方に慣れるまで苦労しました。
struct フィールドの tags の理解するのにパッケージソースを参考にしました。パッケージのソースは $GOROOT/src/pkg にあります。
tags の理解には、$GOROOT/src/pkg/reflect/type.go の
763行目 func (tag StructTag) Get(key string) string {
が参考になります。
peco/peco · GitHub https://github.com/peco/peco Bash - pecoの基礎の基礎 - Qiita http://qiita.com/xtetsuji/items/05f6f4c1b17854cdd75b
上記サイトも Go プログラミングがどんなものか理解するのに役立ちました。
Go のパッケージソースにメモを付けたいので、必要なソースを PDF 化する時に CotEditor
CotEditor -Text Editor for OS X http://coteditor.github.io/
を利用しました。PDF 書類にメモを書き込むには、Apple 純正の 'プレビュー' を使っています。Go の文法をハイライトするために、Go のシンタックスを色分けするシンタックスカラーリング定義ファイル Go.plist を作成しました。Go で初めて作ったプログラム zlist.go と一緒に下記 URL
CotEditor 用の Go 言語シンタックスカラーリング定義ファイル Go.plist と Go で作った初めてのプログラム zlist.go 公開。 http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/Sample/go_example.zip
で公開します。メニュー/CotEditor/環境設定の 'フォーマット' タブで
上図のようにウインドウ一番下、中央のギアアイコンから、'読み込み...' を選択し、上記 URL に含まれる Go.plist を選んでください。
上図のようにシンタックスカラーリングを変更すると見やすくなります。
いろいろなテキストエディタのシンタックスカラーリングファイルは
$GOROOT/misc
にあります。
以前は、ソースの PDF 化には、mi
mi - テキストエディタ http://www.mimikaki.net/
を使っていたのですが、デフォルトのシンタックスカラーリング対応言語が少ないのであきらめました。また、Mac App Store から Jedit X Plus を購入して使用しているのですが、'メニュー/ファイル/ページ設定...' で拡大縮小を設定し、'メニュー/ファイル/プリントで PDF 化する' を選択すると、ページごとに縮小してしまい、思ったように縮小してくれません。その点、CotEditor は、全体を問題なく縮小してくれます。
シンタックスカラーリング作成には Kate の go.xml が参考にしやすいです。Xcode、Vim、Kate などいろいろ試しましたが、PDF 化には CotEditor が一番使いやすいです。
Xcode の場合、
$GOROOT/misc/xcode/4/go4xcode.sh
を実行すれば良いのですが、Mac App Store から Xcode をダウンロードした場合、Xcode の所有権が root になっています。Homebrew を使って Go をインストールした場合は、go4xcode.sh ファイルの先頭、 set -e の後に
GOROOT=/usr/local/opt/go/libexec
を追加し、また、バイナリパッケージを使ってインストールした場合は、
GOROOT=/usr/local/go
を追加してください。その後、下記のように sudo ./go4xcode.sh を実行してください。
~ $ cd $GOROOT/misc/xcode/4 /usr/local/opt/go/libexec/misc/xcode/4 $ sudo ./go4xcode.sh Password: Backing up plugindata file (copied to DVTFoundation.xcplugindata.bak). Adding Go language specification entry. Installing Go language specification file for Xcode. Run 'sudo rm -rf /var/folders/*' and restart Xcode to update change immediately. Syntax coloring must be manually selected from the Editor - Syntax Coloring menu in Xcode. /usr/local/opt/go/libexec/misc/xcode/4 $
上記説明にあるように、
/usr/local/opt/go/libexec/misc/xcode/4 $ sudo rm -rf /var/folders/*
を実行し、Xcode を起動します。
Xcode で Go のソースファイルを開いた後、メニュー/Editor/Syntax Color/Go を選ぶとシンタックスがカラーリングされます。Go ファイルを開いても自動でカラーリングされないので注意してください。
Vim の場合、
macvim - Vim for the Mac - Google Project Hosting https://code.google.com/p/macvim/
ターミナル上で vim を使用するのも良いのですが、折角なので、上記 URL から MacVim をダウンロードしました。設定は共通のようです。
インストールされた Go の
$GOROOT/misc/vim/syntax/go.vim
にある go.vim を
~/.vim/ftdetect/go.vim:
にコピーするとシンタクスカラーリングされます。
しかし、Vim には、プラグイン管理ツール neobundle.vim があるので、こちらを利用する方がお勧めです。
Shougo/neobundle.vim · GitHub https://github.com/Shougo/neobundle.vim
インストールするには
~ $ curl https://raw.githubusercontent.com/Shougo/neobundle.vim/master/bin/install.sh | sh
を実行し、スクリプトを実行すると下記内容
Please write NeoBundle initial setting to your vimrc path ... "NeoBundle Scripts----------------------------- if has('vim_starting') set nocompatible " Be iMproved " Required: set runtimepath+=/Users/yoshiaki/.vim/bundle/neobundle.vim/ endif " Required: call neobundle#begin(expand('/Users/yoshiaki/.vim/bundle')) " Let NeoBundle manage NeoBundle " Required: NeoBundleFetch 'Shougo/neobundle.vim' " My Bundles here: NeoBundle 'Shougo/neosnippet.vim' NeoBundle 'Shougo/neosnippet-snippets' NeoBundle 'tpope/vim-fugitive' NeoBundle 'kien/ctrlp.vim' NeoBundle 'flazz/vim-colorschemes' " You can specify revision/branch/tag. NeoBundle 'Shougo/vimshell', { 'rev' : '3787e5' } " Required: call neobundle#end() " Required: filetype plugin indent on " If there are uninstalled bundles found on startup, " this will conveniently prompt you to install them. NeoBundleCheck "End NeoBundle Scripts-------------------------
が表示されます。
"NeoBundle Scripts-----------------------------
の次の行から
"End NeoBundle Scripts-------------------------
の上の行まで、ファイル .vimrc としてホームディレクトリに保存します。
次に、下記のようにターミナルで vim を実行するとパッケージをインストールするか聞いてくるので y を選択してください。
~ $ vim Not installed bundles: ['vimshell', 'ctrlp.vim', 'vim-colorschemes', 'vim-fugitive', 'neosnippet.vim', 'neosnippet-snippets'] Install bundles now? (y)es, [N]o: y
Shougo/unite.vim · GitHub https://github.com/Shougo/unite.vim vimfiler.vim をインストールするのに unite.vim が必要。 Shougo/vimfiler.vim · GitHub https://github.com/Shougo/vimfiler.vim fatih/vim-go · GitHub https://github.com/fatih/vim-go
をインストールします。
~/.vimrc ファイルの
" My Bundles here: NeoBundle 'Shougo/neosnippet.vim' NeoBundle 'Shougo/neosnippet-snippets' NeoBundle 'tpope/vim-fugitive' NeoBundle 'kien/ctrlp.vim' NeoBundle 'flazz/vim-colorschemes'
の次に
NeoBundle 'Shougo/unite.vim’ NeoBundle 'Shougo/vimfiler.vim’ NeoBundle 'fatih/vim-go'
github.com の ’名前/パッケージ名’ を追加し、Vim を起動すると
~ $ vim Not installed bundles: ['unite.vim', 'vimfiler', 'vim-go'] Install bundles now? (y)es, [N]o: y
と聞いてくるので y を選択してください。これで終了です。Finder 上で MacVim をダブルクリックし、:VimFiler (:Vim と入力した後、Tab キーを押してください。補完されます。) と入力して Return キーを押します。ファイラーが起動します。カーソルキーと Return キーで移動し、編集したい Go ソースファイル名で e キーを押してください。シンタクスカラーリングされているはずです。:q で終了です。
Kate の場合、
Kate は、KDE が必要なので、Paralells Desktop 10 上に
Main Page - Linux Mint http://www.linuxmint.com/
から
Download - Linux Mint http://www.linuxmint.com/download.php KDE 32-bit 64-bit An edition featuring the KDE desktop Yes
の KDE 64-bit 版をダウンロードしインストールしました。
Mac の
$GOROOT/misc/kate/go.xml
ファイル go.xml を Mint 側のデスクトップにコピーし、
Linux Mint 側の
~/.kde/share/apps/kate
フォルダに syntax フォルダ作成し、デスクトップの go.xml ファイルを ~/.kde/share/apps/kate/syntax にコピーします。
~/.kde/share/apps/kate $ mkdir syntax ~/.kde/share/apps/kate $ cp ~/Desktop/go.xml syntax/
これで、Kate で Go ソースファイルを開くと Go のシンタックスがハイライトされます。
Radiko 録音スクリプト rec_radiko2.sh を同時録音に対応。Raspberry Pi に Samba をインストールして iPhone と Mac で Raspberry Pi にアクセス。
iTunes Podcast Apple Special Event, WWDC 14 Apple Keynotes
iOS App 2014 Session Video WWDC WWDC - Apple
以前、ブログを書いてから随分日にちが経ってしまいましたが、上記の 2014 WWDC 基調講演、セッションビデオを見ました。一番の話題はプログラミング言語 Swift だと思います。
The Swift Programming Language The Swift Programming Language - Apple Inc.
Using Swift with Cocoa and Objective-C Using Swift with Cocoa and Objective-C - Apple Inc.
上記 URL のブックを iPad で読み終えました。個人的な感想は次回にでも書きたいと思います。 iPhone、iPad のスクリーンショットからステータスバーを取り除く処理を毎回画像編集ソフトで行うのも面倒なので、Swift で作ってみました。いずれ公開してみたいですね。
Radiko.jp プレミアムは、1つのID/パスワードで、同時にログイン可能な機器が3つまでです。私が公開している rec_radiko2.sh スクリプトは、同時録音に対応していません。不便なので、修正してみました。
ただし、rec_radiko2.sh ファイル 8 行目
cookiefile="/tmp/pre_cookie.txt"
を
cookiefile="/tmp/pre_cookie_${pid}_${date}.txt"
に変更しただけです。これで問題無いと思うのですが!あまり自信はありません。これで同じ時間帯に3つまで rec_radiko2.sh が実行できるように crontab で設定できます。
追記: 2019/04/01(Mon) 19:17:08
Flash 版の RTMP を利用した拙作 rec_radiko2.sh ではなく、HLS配信データを保存する rec_radiko_live.sh を使用してください。詳しい解説、ダウンロードリンク先は下記 URL を参照してください。
rec_radiko_live.sh https://github.com/kyoshiaki/yplayer/blob/master/tools/README.md
同時録音できるように修正した rec_radiko2.sh は、下記 URL
同時録音に対応した簡易 radiko.jp プレミアム対応 Radiko 録音スクリプト rec_radiko2.sh http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/Sample/rec_radiko2_1.zip
タイムフリーの仕様変更に対応した 同時録音に対応した簡易 radiko.jp プレミアム対応 Radiko 録音スクリプト rec_radiko2.sh http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/Sample/rec_radiko2_2.zip
で公開します。iPhone の radiko.jp アプリでログインしていると同時にログインしている機器に数えられるので注意してください。忘れずにログアウトしてください。
iPhone の radiko.jp アプリのログアウトは、放送局を選択した後、上図のように画面下にある '設定' タブをタップし、
上図のように 'ログアウト' を選択してください。
よくある問題なのですが iPhone の radiko.jp アプリでラジオ音声の再生に失敗することがあります。ログアウトしてからログインし直すとラジオ音声の再生に成功します。それでもだめなら、ログアウトしてから Home ボタンを 2 回素早く押し、radiko.jp アプリを上部にスワイプして完全に終了させます。できればすべてのアプリを終了させてください。それから iPhone の電源を長押しして iPhone の電源を切ります。電源ボタンを押して iPhone を再起動し、radiko.jp アプリをタップして起動させ、ログインしてください。これでラジオ音声の再生に成功するはずです。
前回予告した Raspberry Pi に Samba をインストールして
簡易 radiko.jp プレミアム対応 Radiko 録音スクリプト rec_radiko2.sh 公開。 - KOYAMA Yoshiaki のブログ http://kyoshiaki.hatenablog.com/entry/2014/05/04/184748
タイムフリーの仕様変更に対応した 同時録音に対応した簡易 radiko.jp プレミアム対応 Radiko 録音スクリプト rec_radiko2.sh http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/Sample/rec_radiko2_2.zip
で録音した Radiko 音声を iPhone、iPod touch、iPad で再生する方法を紹介したいと思います。
Setting up a SAMBA Server on Raspberry Pi | TheUrbanPenguin http://theurbanpenguin.com/wp/?p=2415
上記 URL を参考に Samba をインストールしました。簡単に説明したいと思います。
まず、最初に ssh を使って Mac のターミナルから Raspberry Pi にログインします。
Raspberry Pi の入手方法と基本設定 - KOYAMA Yoshiaki のブログ http://kyoshiaki.hatenablog.com/entry/2014/04/20/182455
ssh の設定、基本的な使い方は上記 URL を参考にしてください。
~ $ ssh pi@192.168.xx.xx pi@192.168.1.14's password: pi@raspberrypi ~ $
コマンド apt-get を使って Samba をインストールするのに必要なパッケージをインストールします。次に /data ディレクトリを指定したアクセス権限で作成し、smb.conf のバックアップを作成します。(sudo コマンドはスーパーユーザー (root) の特権レベルでコマンドを実行します。)
pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get update pi@raspberrypi ~ $ sudo apt-get install samba samba-common-bin pi@raspberrypi ~ $ sudo mkdir -m 1777 /data pi@raspberrypi ~ $ sudo mv /etc/samba/smb.conf /etc/samba/smb.conf.$(date +%F)
/etc/samba/smb.conf/$(date +%F) ではなく /etc/samba/smb.conf.$(date +%F) なので注意してください。 (samba.conf の後にドットが入ります。)
sudo bash で root ユーザーで bash を起動します。
pi@raspberrypi ~ $ sudo bash root@raspberrypi:/home/pi#
先ほど保存した smb.conf.2014-xx-xx ファイルを ls コマンドで確認します。
root@raspberrypi:/home/pi# cd /etc/samba root@raspberrypi:/etc/samba# ls dhcp.conf gdbcommands smb.conf smb.conf.2014-xx-xx root@raspberrypi:/etc/samba#
smb.conf.2014-xx-xx ファイルを参考に grep コマンドで smb.conf ファイルを作成します。
(ファイル名 smb.conf.2014-xx-xx の 2014-xx-xx の部分は、ls コマンドで表示されたものに置き換えてください。)
root@raspberrypi:/etc/samba# grep -ve ^# -ve '^;' -ve ^$ smb.conf.2014-xx-xx > smb.conf root@raspberrypi:/etc/samba# ls dhcp.conf gdbcommands smb.conf smb.conf.2014-xx-xx root@raspberrypi:/etc/samba#
エディタ nano を使って
root@raspberrypi:/etc/samba# nano smb.conf
ファイル smb.conf の最後に
[data] comment = Data share path = /data browseable = yes read only = no
を追加します。CTRL+O でファイル名が表示されるので Return キー押して保存し、CTRL+X で nano を終了します。
シェル bash を終了して Samba を再起動します。
root@raspberrypi:/etc/samba# exit exit pi@raspberrypi ~ $ sudo service samba restart [ ok ] Stopping Samba daemons: nmbd smbd. [ ok ] Starting Samba daemons: nmbd smbd. pi@raspberrypi ~ $
コマンド smbpasswd を使って root、pi のパスワードを設定してください。通常、パスワードは raspberry で良いと思います。(root、pi のパスワードは、あらかじめ設定されている raspberry ではないものに変更したほうが危険性は少ないです。)
pi@raspberrypi ~ $ sudo smbpasswd -a root pi@raspberrypi ~ $ sudo smbpasswd -a pi
exit コマンドで ssh を終了してください。
pi@raspberrypi ~ $ exit logout Connection to 192.168.xx.xx closed. ~ $
これで Samba の設定は終わりです。
iPhone、iPod touch、iPad で Raspberry Pi にアクセスするには
GoodReader 4 カテゴリ: 仕事効率化 ¥700 GoodReader 4 - Good.iWare Ltd. Documents 5 カテゴリ: 仕事効率化 無料 Documents 5 – 高速 PDF リーダー、メディアプレーヤー、ダウンロードマネージャ - Readdle FileExplorer Free カテゴリ: ユーティリティ 無料 FileExplorer Free - Steven Zhang FileExplorer カテゴリ: ユーティリティ ¥500 FileExplorer - Steven Zhang
などを使います。FileExplorer Free 版の制限は
1つのコンピュータにしかアクセスできません。
リモートコンピュータのファイルを管理できません。
AVI, MKV, XVID などの動画を再生できません。
Dropbox、Google Drive、Box、SkyDrive、WebDAV は利用できません。
です。有料版 FileExplorer ¥500 を購入すると制限は解除されます。ファイルをダウンロードせずストリーミング再生できるので便利です。ただし Raspberry Pi で Radiko 録音した音声を MP3 形式に変換中、書き出したファイルにアクセスしてストリーミング再生すると、書き出しを中断してしまいます。注意してください。
無料版を選択するなら Document 5 一択だと思います。(日本語ローカライズされています。)
個人的には、有料ですが GoodReader 4 を推薦します。GoodReader は、色々なバージョンがありますが、2014/07/22(Tue) 現在 GoodReader 4 が最新版だと思います。残念なのは日本語に対応していません。
ここでは
GoodReader 4 カテゴリ: 仕事効率化 ¥700 GoodReader 4 - Good.iWare Ltd.
を使って Raspberry Pi にアクセスする方法を紹介したいと思います。他のアプリでもファイルサーバー名を Windows か SMB にするかの違いだけでほとんど同じだと思います。
GoodReader 4 を起動します。(iPhone、iPod touch、iPad でもほとんど同じです。ここでは、iPhone を基準にします。)
上図のように、最初に iPhone 内にある My Documents フォルダの中身が表示されます。ここでは、あらかじめ用意された Downloads フォルダと私が作った radio フォルダが表示されています。フォルダを作成するには、右上上部の アイコンをタップします。
上図のようにコマンド一覧が表示されます。ファイル名左横の◯を選択して、ファイルを削除したり、上図赤枠の New Folder ボタンをタップすると新規のフォルダが作成できます。下部の黒いエリアを左へスワイプすると次のページを開くことができます。右へスワイプすると戻ります。ファイル管理を終了するには、右上上部の アイコンをもう一度タップします。
図 3) の Connect ボタンをタップすると上図のようにサーバーにアクセスする画面が開きます。画面下の Servers ボタンをタップしてください。
上図の Add ボタンをタップすると接続するサーバー選択画面が下図のように開きます。
スクロールして上図のように SMB Server をタップしてください。
上図のように入力画面が開きます。
Readable Title: 名前 Network address: IP アドレス User: ユーザー名 Password: パスワード (パスワードは Samba を Raspberry Pi にインストールした時に使ったコマンド pi@raspberrypi ~ $ sudo smbpasswd -a pi で設定したパスワードです。)
上記内容を入力してください。上図も参考になるはずです。
これで、上図のように先ほど指定した Raspberry Pi のサーバー名が表示されます。Raspberry Pi の文字列をタップしてください。
iPhone が Raspberry Pi の Samba サーバーにアクセスし、中身が上図のように表示されます。上図 pi フォルダの中身を表示したいので、名前 pi の右横 をタップしてください。(注意、フォルダの移動は、フォルダ名ではなく
をタップしてください。フォルダの名前をタップするとフォルダが選択されてしまいます。もう一度タップすると選択は解除されます。)
上図のように pi フォルダの中身が表示されます。
ダウンロードしたい MP3 ファイルがあるフォルダまで移動し、上図のようにMP3 ファイル名をタップして選択してください。
ここでは、TBS_2014-07-22-13-00.mp3 ファイルを選択しています。上図、右下赤枠部分の Download ボタンをタップしてファイルをダウンロードします。
すると保存先を尋ねてくるので iPhone の My Documents フォルダが開きます。(以前のフォルダの位置を覚えているので、必ず、My Documents フォルダが開くわけではありません。左上のフォルダ名をタップすると親フォルダに移動できます。)
保存先のフォルダに > アイコンをタップして移動します。上部中央に表示されている名前が保存先フォルダです。ここでは tama という名前のフォルダです。上図、右下赤枠部分の Download file here ボタンをタップして、このフォルダをダウンロード先として指定します。ダウンロードが始まります。
Raspberry Pi の中身を表示している画面に変わります。右上赤枠部分 Close をタップして閉じてください。Raspberry Pi の Samba サーバーへのアクセスを終了します。(ダウンロードは続いています。)
左下、Downloads ボタンをタップするとダウンロード中のファイル名が表示されます。
ダウンロードが終了したら、上図、左下赤枠部分の << をタップして、iPhone の My Documents フォルダを開いてください。
iPhone の My Document 内の tama フォルダに移動し、先ほどダウンロードした TBS_2014-07-22-13-00.mp3 ファイル名をタップしてください。
上図のように再生が始まります。30 秒ごとの早送り、巻き戻しボタンもあります。上図、左上赤枠部分 << をタップすると iPhone の My Documents フォルダ内を表示する起動画面に戻ることができます。右下タブに Player タブが追加されています。再生中の曲にアクセスしたい時に利用します。
Mac から Raspberry Pi にアクセするには、Finder を使います。
上図のように Finder のメニュー/移動/サーバへ接続... を選択すると下図のようなウインドウが開きます。
サーバアドレスに、先頭に smb:// を付けて Raspberry Pi の IP アドレスを入力します。Raspberry Pi の IP アドレスが 192.168.1.4 なら smb://192.168.1.4 になります。サーバアドレスを入力したら、右下の接続ボタンをクリックしてください。
上図のようにログイン画面が開くので
ユーザーの種類: 登録ユーザー 名前: pi パスワード: raspberry
(パスワードは Samba を Raspberry Pi にインストールした時に使ったコマンド pi@raspberrypi ~ $ sudo smbpasswd -a pi で設定したパスワードです。)
上図のように上記内容を入力し、右下の接続ボタンをクリックしてください。
ボリューム選択画面が開くので pi を選択し、OK ボタンをクリックします。
上図のように Raspberry Pi の /home/pi フォルダを Finder で表示します。
/home/pi/radio/tama フォルダに移動すると Radiko プレミアムで録音した TBS ラジオ 'たまむすび' の録音ファイルが上図のように表示されます。
マウスカーソルを TBS_2014-07-22-13_00.mp3 ファイルのアイコンに重ねると、上図のように再生ボタンがあらわれます。再生ボタンをクリックすると MP3 ファイルのストリーミング再生が始まります。ダウンロードする必要はありません。
再生ボタンが上図のように停止ボタンに変わります。Raspberry Pi の接続を切るには、上図左下、共有の Rapberry Pi の IP アドレス横のイジェクトボタンをクリックしてください。