KOYAMA Yoshiaki のブログ

プログラミングについての試行錯誤をつらつら書き溜めていきます。

新型 iMac 27インチ購入、Safari 機能拡張ギャラリー

2010年7月27日に Apple は 新型 iMac、Magic Trackpad、 Apple Battery Charger、27インチの LED Cinema Displayの発売と新型 Mac Pro を発表しました。


私自身 GCD ( Grand Central Dispatch )、OpenCL プログラミングに興味があるので、現在所有している iMac 24インチ 2.4GHz Intel Core 2 Duo Mid 2007 では限界を感じていました。それで iMac のラインナップのアップデートを待っていました。

Apple Reports Third Quarter Results
http://www.apple.com/pr/library/2010/07/20results.html

“It was a phenomenal quarter that exceeded our expectations all around, including the most successful product launch in Apple’s history with iPhone 4,” said Steve Jobs, Apple’s CEO. “iPad is off to a terrific start, more people are buying Macs than ever before, and we have amazing new products still to come this year.”

上記の amazing new products still to come this year. (今年中に素晴らしい新製品をいくつか用意している。) 部分が気になっていたので、購入するか悩んだのですが、iPhoneiPad 用アプリを作成するには当分 Mac が必要だと思い、新型 iMac を購入することにしました。


iMac 27インチのカスタマイズは

2.93GHz Quad-Core Intel Core i7
8GB 1333MHz DDR3 SDRAM - 4x2GB
2TB Serial ATA Drive
ATI Radeon HD 5750グラフィックプロセッサ、1GB GDDR5メモリ
8倍速2層記録式SuperDrive
Magic Mouse + Magic Trackpad
Apple Wireless Keyboard (JIS) + 製品マニュアル
アクセサリキット

にしました。キーボードを US にすべきか悩んだのですが、それほどこだわりもないので JIS にしました。

2010年07月28日(水)に注文しました。ヤマト運輸で6日後に到着しました。


iMac には iPhoneiPad 用アプリ開発のためにキーチェーンアクセスで鍵や証明書を作成しています。新型 iMac には鍵や証明書も移行したかったので Time Capsule の Time Machine バックアップを利用しました。Time Capsule からインストールを選ぶと19時間と表示されました。あまりにも長いので一晩そのままにして寝ました。翌朝、インストールは成功していました。アプリケーション、ドライバも問題なく復元されていました。


新型 iMac で、試しに Xcode を使って自作のアプリケーションを iPad にインストールしてみました。何の問題もありませんでした。鍵や証明書も正しく移行されているようです。ただし、Instruments が起動できませんでした。それで iOS SDK 4.0.1をアンインストールし、再インストールしました。Instruments は起動できるようになったのですが、起動にすごく時間がかかります。(現在、iOS 4.0.2 の最新 SDKXcode 3.2.3 and iOS SDK 4.0.2 です。)


Magic Trackpad も購入しました。1本指の動作でマウスのクリックと同じ動作 'タップでクリック' は軽くポンとタップすると動作します。ところがマウスの右クリックと同じ動作 '副ボタンのクリック' は右下隅を軽くタップしただけでは動作しません。右下隅をカチッと音がするほど強く押さないと Finder 上でメニューが現れませんでした。


また、起動画面からデスクトップ画面を表示する間の青色画面が乱れる症状が出ました。Air Display を '/アプリケーション/ユーティリティ' フォルダの uninstall script を使ってアンインストールすると症状は出なくなりました。


折角の Core i7 なので HandBrake を使って DVD を m4v に変換してみることにしました。

HandBrake
http://handbrake.fr/index.php?article=10

64 bit 版の HandBrake version 0.9.4 をダウンロードしました。HandBrake は VLC を必要とします。'/アプリケーション' フォルダに直に VLC を置く必要があります。HandBrake が 64 bit の場合、VLC も 64 bit 版が必要です。


HandBrake を使って DVD を m4v ファイルに変換するのは簡単です。DVD を iMac に挿入し 、'DVD プレーヤー' を終了するか停止した後、HandBrake を起動します。ダイアログが開くので、DEVICE から DVD_VIDEO を選択し VIDEO_TS フォルダを選び、'Open' ボタンを押します。(ツールバーの Source ボタンをクリックすることで、ダイアログを開くことができます。) 自動で Chapters などが選択されます。必要なら Audio などを設定した後、ツールバーの Start ボタンを押すことで m4v ファイルを作成することができます。


試しに HandBrake を使って



DVD
"COWBOY BEBOP" 5th Session
Session #14 "BOHEMIAN RHAPSODY"

上の DVD Session #14 (30分) をリッピングして m4v に変換しました。たった 5 分しかかかりませんでした。アクティビティモニタ/CPU ウインドウの 7 つのコア、すべての CPU 使用率も上昇しました。



DVD
INNOCENCE イノセンス

上の DVD 本編まるごと HandBrake を使って mv4 に変換してみました。1時間39分の動画の変換に 34 分と表示されましたが、実際には 27 分で終了しました。ファイルサイズは 685 MB でした。


PC-G850V、PC-G850VS とデータをシリアル通信できる拙作 PCG-LinkMac も問題なく動作しました。

PC-G850V - PCG-LinkMac
http://kyoshiaki.sakura.ne.jp/osx/pcg850v.html#pcglink


私にとってテンキーがないと不便なので Amazon で

を購入しました。USB ポートが2つ付いているので便利です。


Time Machine 用に

を購入しました。今回購入した新型 iMac 27インチのハードディスクの容量を 2.0TB にカスタマイズしたので、Time Machine 用に 2.0 TB の外部ハードディスクを購入することにしました。FireWire 800 と USB 2.0 両方に対応したものもありましたが、値段が安い USB 2.0 対応だけのものを選びました。


Time Machine 用のハードディスクの容量は iMac 本体の容量と同じである必要はありません。少ない容量でも循環するので問題ありません。ただし、時間を遡る範囲が狭くなります。私個人の意見ですが、使用容量の2倍ぐらいあれば十分だと思います。しかし、最近は値段も安くなったので 2.0 TB の外部ハードディスクを購入しました。


Safari バージョン 5.0.1 からメニュー 'Safari/Safari 機能拡張ギャラリー' を選ぶと下記 URL の Safari 機能拡張ギャラリーが表示されます。

Apple - Safari - Safari Extensions Gallery
http://extensions.apple.com/


試しにいろいろ試してみました。まず最初に紹介する Safari 機能拡張は

Safari 機能拡張
Twitter for Safari
Twitter, Inc.

です。拡張バーにトレンドやツイートボタンが表示されますが、一番面白いのは Releated Tweet ボタン(下図)です。

Life is beautiful
http://satoshi.blogs.com/

Safari で開いて 'Releated Tweet' ボタンを押すと下図のように URL を含む tweet が表示されます。

社長が訊く 坂口博信×坂本賀勇
http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/slsjr3oj/vol1/index.html

また上記 URL を Safari で開いて 'Releated Tweet' ボタンを押したのが下図です。


とても便利です。

Safari 機能拡張
LittleSnapper
Realmac Software

Realmac Software - Creative Web Design Software for Macs
http://www.realmacsoftware.com/

ツールバーボタンに Snapper ボタンが現れます。それを押すと Safari で開いているページのスナップショットが撮れます。


Snapper ボタン


Snapper ボタンを押した状態


上図の赤枠部分に表示されている画像をデスクトップにドラッグ・ドロップすることでファイルに保存されます。

Safari 機能拡張
MouseGestures
Kai Straßmann

Safari 5 Mouse Gestures
http://extensions.cbot-gsm.de/

Safari のメニュー 'Safari/環境設定...' で開かれるウインドウの '機能拡張' タブから MouseGestures を選択すると初期設定が表示されます。初期設定ではマウスジェスチャーの実行ボタンが中ボタンに設定されています。私は Magic Mouse を使用しているので中ボタンがありません。それで下図のように '副ボタン(右ボタン)' をジェスチャー実行ボタンに割り当て、マウスジェスチャー '下から上' を '前のタブに移動'、'上から下' を '次のタブに移動' に設定しました。(通常の右ボタン操作は右ボタンをダブルクリックすると動作します。)


下図のようにマウスの右ボタンをクリックしたまま下へ移動し離す(マウスジェスチャー '下') と Safari で開いているタブの '次のタブ' に移動します。

Safari 機能拡張
Bing Highlights
Microsoft Corporation

Safari で表示されているページからマウスで文字を選択すると下図のように bing の検索ウインドウが開きます。(ウェブページによっては対応していないページもあるようです。)


下図のように虫眼鏡アイコンをクリックすると検索モードに切り替わります。



上図のように 'Search for Magic Mouse' をクリックするとマイクロソフトの検索エンジン bing で 'キーワード' 'Magic Mouse' で検索します。下図の赤枠の部分をクリックすると '翻訳' モードに切り替わります。

Safari 機能拡張
AutoPagerize
swdyh

AutoPagerize
http://autopagerize.net/

Google などで検索した後、検索結果のページをスクロールして最後に到達すると自動的に次のページが表示されます。通常、'次へ' リンクをクリックしないと次のページを表示しませんが、自動的に次のページを表示します。便利な機能なんですが、私自身混乱してしまうので下図の赤枠のチェックボタンを外して AutoPagerize の機能を無効にしています。